慶應義塾創立150年記念
日吉電影節2008 対象: 
2008年10月20日(月)、映画『レッドクリフ』出演の張豊毅・趙薇をはじめとする豪華ゲストが、日吉キャンパスを訪れ、学生との交流会が開かれました。慶應義塾のHPでも紹介されています。
主催: 慶應義塾大学 文学部 中国文学専攻
協力: 慶應義塾高等学校 国語科
藤田・村松両先生追想講演会 対象: 
2008年11月1日(土)、日吉キャンパスの来往舎シンポジウムスペースにて、本塾名誉教授の藤田祐賢先生、村松暎先生を偲ぶ追想講演会が開かれました。両先生の斯界に於ける業績を振り返り、講演・パネルディスカッションが行われ、「追想文集」が配布されました。
主催: 慶應義塾大学 文学部 中国文学専攻
台湾映画『九月に降る風』上映・講演会 対象: 
2009年5月27日(水)、日吉キャンパスの来往舎シンポジウムスペースに於て、台湾映画『九月に降る風』の上映会と、林書宇(トム・リン)監督、田中文人氏(東京国際映画祭・作品部、ドキュメンタリー映画監督)、浅川稚広氏(女優、元NHK中国語講座生徒役、『フラガール』出演)の講演会が開催されました。
朝日新聞の紹介記事です。
ポスターはこちらです。
主催: 教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)
2009年度 中文ゼミ合宿 対象:
2009年6月6日(土)、八王子セミナーハウスに於て、安田淳先生(慶大法学部 教授)の講演会「中国の軍事と日中安全保障関係」が開催されました。政治・外交の有効な手段として機能する中国の軍事力の現状を踏まえ、領土・資源問題をめぐる日本との関係についてご講演頂き、その後、活発に質疑応答がなされました。翌7日は、語学、現代文学、古典文学に分かれて勉強会が行われました。
慶應義塾大学藝文学会 2009年度研究発表会 対象: 
2009年6月24日(水)、三田キャンパス北館ホールにて、藝文学会の研究発表会が開催されました。国文・中文・英米文・独文・仏文から1名ずつ発表し、各国の文学という枠組みを超えた質疑応答がなされ、その後、発表者を囲んで懇親会が開かれました。
発表題目
○小川未樹君(国文)
「宮沢賢治の自然観―『ほんたうのたべもの』論をめぐって―」
○大野広之君(中文)
「 『御製満洲蒙古漢字三合切音清文鑑』に見られる満洲文字対音表記についての一考察 ―牲畜部・鱗甲部・蟲部を中心として―」
○小川真理(英米文)
「中世ヨーロッパのエジプトの聖女マリア伝における身体とセクシュアリティ」
○會田素子君(独文)
「ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ『パルチヴァール』における家族の肖像」
○綾部麻美君(仏文)
「フランシス・ポンジュにおける意味の厚み―『蝋燭』をめぐって―」
早慶中国学会 第四十四回 公開講演会 対象: 
2009年7月4日(土)、日吉キャンパスの来往舎・大会議室に於て、早慶中国学会第四十四回公開講演会が開催されました。講演後には盛んな質疑応答がなされ、その後ファカルティラウンジにて懇親会が開かれました。
講演題目:
○詩篇の構造についての宋代詩経学の認識の形、
およびその『毛詩正義』との関係
種村和史 先生 (慶應義塾大学教授)
○飛簷走壁―侠義小説の格闘描写
岡崎由美 先生 (早稲田大学教授)
上海復旦大学の学部生との交流会 対象: 
2009年7月6日(土)、三田キャンパスに於て、来日中の上海復旦大学の学部生との交流会が開催されました。グループに分かれて交流会の後、慶應の学部生の案内による三田キャンパスツアーを行いました。
上海復旦大学 中国文化短期研修 対象: 
2009年9月18日〜9月23日の6日間にわたり、中国語・中国文化・中国文学をテーマに持つ文学部の学生を対象にした、初歩的な中国体験コースが実施されました。上海の復旦大学に滞在し、ごく初歩的な実用会話の授業、上海の文化に関する講座や、復旦大学で日本語を学ぶ学生諸君との交流会などが開催されました。
研修に参加した学生の体験記はこちら、写真でのひとコマはこちらです。
中文ゼミ・中山大樹氏 講演会
対象: 
2009年10月26日(月)、中国語・中国文学研究会の時間に、中国インディペンデント映画祭代表・中山大樹(なかやま・ひろき)氏をお招きして、講演会「中国インディペンデント映画の現状」が開催されました。中国インディペンデント映画の沿革・展開について、映像を交えてご講演頂きました。
【講師・中山大樹氏 略歴】
1998年大学卒業後、上海に留学、1999年より上海で駐在員として働く。
その後、転職、会社設立を経て、2008年から映画祭を開催。
現在、中国インディペンデント映画祭代表。
中国インディペンデント映画祭2009については、こちらをご参照ください。
藝文学会シンポジウム 「絵入り本と文学」 対象: 
2009年12月4日(金)、三田キャンパス北館ホールにて、藝文学会シンポジウム「絵入り本と文学」が開催されました。国文・中文・英米文・独文・仏文の先生方がパネラーとなり、それぞれの文化において、絵入り本が現代以前の文学作品とどのようにかかわってきたのかが紹介されました。挿絵とテキストの関係性、絵と文字という媒体がそれぞれ表現しうるもの、幻想性と写実性、仏教やキリスト教と絵入り本の流布の関係など、様々な視点からのアプローチがなされ、シンポジウム後の懇親会でも、引き続き活発に意見が交わされました。
司会・パネラー: 石川透 先生 (慶大文学部教授・国文学)
パネラー: 渋谷誉一郎 先生 (慶大文学部教授・中国文学)
松田隆美 先生 (慶大文学部教授・英米文学)
香田芳樹 先生 (慶大文学部教授・独文学)
築山和也 先生 (慶大文学部助教・仏文学)
ポスターはこちらです。
主催: 慶應義塾大学 藝文学会
藝文学会 陳喜儒先生 公開講演会 対象:
講師: 陳喜儒先生 (前中国作家協会対外連絡部責任者・慶應義塾大学文学部訪問教授)
演題: 「現代日本文学と中国―交流と変容」 (使用言語:日本語)
2009年12月9日(水)、三田キャンパス110教室に於いて、陳喜儒先生の講演会「現代日本文学と中国―交流と変容」が開催されました。宮本輝、三浦綾子、渡辺淳一、立松和平、黒柳徹子など数多くの作品を中国に紹介された翻訳者としての視点から、現代中国文学と日本文学の関係、文学者の交流、言語習慣の差異による翻訳の難しさなど、具体的な例を挙げつつご講演頂きました。
講師プロフィール:
陳喜儒(チン・キジュChen-Xiru、男性、1946年吉林省生まれ)氏は長く中国作家協会の対外連絡部の中心的存在として、中国と多くの国々の文学者たちとの交流の発展に努めてこられました。専門は日本現代文学で、翻訳者として宮本輝、三浦綾子、渡辺淳一、立松和平、黒柳徹子など実に多くの日本の作家の作品を中国に紹介しています。また陳氏は随筆家としても著名で、日本の文学者との深い親交を描いた心温まる文章を中国の主要な新聞雑誌などに発表しています。近年は特に野間宏など戦争の時代を経験した作家の研究を精力的に進められており、今回は2009年10月から2010年4月までのご予定で慶應義塾大学に訪問教授として来られています。
主催: 慶應義塾大学 藝文学会
日吉電影節2009 対象: 
2009年12月14日(月)、日吉キャンパス・来往舎シンポジウムスペースに於いて、中国インディペンデント映画『あひるを背負った少年』(2005年東京フィルメックス 審査員特別賞)の上映・講演会が開催されました。講演会には応亮氏(『あひるを背負った少年』監督)、顧桃氏(中国インディペンデント映画祭2009出品作品『オルグヤ、オルグヤ…』監督)、中山大樹氏(中国インディペンデント映画祭実行委員会代表)が登壇し、中国インディペンデント映画の製作現場や費用の調達、政府の規制下における公開の困難さ等について、様々なお話を伺うことができました。
朝日新聞(神奈川版)の紹介記事です。
日吉電影節実行委員会ブログ:http://profile.ameba.jp/hiyoshi-keio/
中国インディペンデント映画祭公式HP:http://cifft.net/index.htm
主催: 慶應義塾大学文学部中国文学専攻
協力: 中国インディペンデント映画祭・慶應義塾高等学校国語科
中国インディペンデント映画祭2009 対象: 
2009年12月12日(土)から12月29日(火)まで、ポレポレ東中野にて中国インディペンデント映画祭が開催され、慶應中文のOBと現役院生が字幕翻訳を担当した「新鋭監督短編集」も上映されました。また、12月18日(金)、三澤真美惠先生(日本大学文理学部準教授)と吉川龍生先生(慶應義塾高等学校国語科教諭)のトークショーが開催されした。
毎日新聞の紹介記事です。
中国インディペンデント映画祭公式HP: http://cifft.net/index.htm
ポレポレ東中野: http://www.mmjp.or.jp/pole2/
2010年度 中文ゼミ合宿 対象:
2010年6月5日(土)〜6日(日)、八王子セミナーハウスに於て、中文科ゼミ合宿(語学・現代文学・古典文学合同)が開催されました。初日は、部門ごとに分かれ、事前に提示されていた課題について、院生を交えて活発な議論がなされました。二日目は院生の研究紹介や勉強法のアドバイスの講演の後、全体でレクリエーションを行いました。
慶應義塾大学藝文学会 2010年度研究発表会 対象: 
2010年6月16日(水)、三田キャンパス北館ホールにて、藝文学会の研究発表会が開催されました。国文・中文・英米文・独文・仏文から1名ずつ発表し、各国の文学という枠組みを超えた質疑応答がなされ、その後、発表者を囲んで懇親会が開かれました。
発表題目
○尾崎名津子君(国文)
「記憶と規範のフィリピン―織田作之助『わが町』について」
○橋本陽介君(中文)
「物語論の術語の再検討から比較詩学の可能性へ」
○山根亮一君(英米文)
「Spotted Horsesにおける静止した人々」
○坪井靖子君(独文)
「『ゲッティンゲン懐中暦』にみるG.Chr.リヒテンベルクの啓蒙への思考」
○岩下綾君(仏文)
「ラブレーとグロテスク」
日吉電影節2010 対象: 
慶應義塾創立150年記念未来先導基金 2010年度公募プログラム
コンテンツビジネスから見る現代中国の社会と文化
2010年6月25日(金)、日吉キャンパス協生館・藤原洋記念ホールに於いて、『笑顔の教室 (原題:新来的李老師)』(93分、International Family Film Festival(アメリカ)最優秀コメディー映画賞受賞作品、日本初公開)の上演・講演会が開催されました。
講演会には、斉為民 (『笑顔の教室』プロデューサー・伝媒大学教員) 、王寧(女優)、韓会亮 (俳優)、河井真也 (フジテレビ・プロデューサー、塾員)、田中文人
(東京国際映画祭作品部、ドキュメンタリー映画監督)、前田知恵 (女優)の諸氏が登壇し、吉川龍生氏(本塾高等学校国語科教諭)の司会により、上映作品をめぐる中国国内での配給状況、中国大陸でのコンテンツビジネスの現状や日本のコンテンツの持つ可能性について、映画製作の第一線に立つゲストから様々なお話を伺うことができました。
当日の写真はこちら(撮影:石戸晋)です。
「日吉電影節2010報告」はこちらです。
ポスターはこちらです。
※『笑顔の教室』の字幕は中文のOB・院生が担当し、中文OGの水野衛子さんが監修をしています。
主催 : 慶應義塾高等学校国語科
共催 : 慶應義塾大学文学部中国文学専攻
早慶中国学会 第四十五回 公開講演会 対象: 
2010年7月3日(土)、早稲田大学戸山キャンパスに於て、早慶中国学会第四十五回公開講演会が開催されました。講演後には質疑応答がなされ、その後、懇親会が開かれました。
講演題目:
○勧学会句題詩・詩序と白居易
吉原浩人 先生 (早稲田大学教授)
○中国語ヴォイス表現の特質
石村広 先生 (二松学舎大学教授)
上海復旦大学 中国語・中国文化夏季研修プログラム 対象: 
2010年8月15日〜8月29日の15日間にわたり、中国語・中国文化・中国文学をテーマに持つ文学部の学生を対象にした、中国語学研修・中国文化体験のプログラムが実施されました。上海の復旦大学に滞在し、文学部必修中国語のレベルに合わせて設定されたクラスでの語学学習、中国文化に関する講座、復旦大学で日本語を学ぶ学生諸君との交流会などが開催されました。
研修に参加した学生の体験記、写真は近日公開致します。
※慶應義塾HP(未来先導基金)での紹介です。
主催: 慶應義塾大学文学部
後援: 慶應義塾未来先導基金
企画: 文学部中国語部会、東洋史学専攻、中国文学専攻
中国文学専攻卒業生 第十四回同窓会 対象:
2010年10月30日(土)、 アルカディア市ヶ谷(私学会館)に於て、佐藤一郎名誉教授の傘寿と岡晴夫名誉教授の古希のお祝いも兼ねて、中文卒業生の同窓会が開催されました。台風による悪天候にもかかわらず、70名近い卒業生にご参集頂きました。
主催: 慶應義塾大学 文学部 中国文学専攻
斯道文庫開設50年記念事業『書誌学展』 対象: 
2010年11月29日(月)〜12月4日(土)、三田キャンパス図書館旧館2F大会議室に於て、展示とギャラリートークが行われました。また、12月4日(土)には記念公演とシンポジウム「個展席の探求―書誌学の世界」が盛況のうちに開催されました。
主催 :慶應義塾大学附属研究所・斯道文庫
中文ゼミ 金文京先生講演会 対象: 
2010年12月20日(月)、三田キャンパス南館地下4F 2B42教室に於て、金文京先生(京都大学人文科学研究所 教授)の講演会「21世紀における中国古典文学研究の行方」が開催されました。中国古典文学研究の現状と問題点を踏まえ、国という枠組みにとらわれない視野の重要性と、中国研究が今後進むべき道についてご講演頂きました。
ご案内はこちら。
慶應義塾大学藝文学会 2011年度研究発表会 対象: 
2011年6月29日(水)、三田キャンパス北館ホールにて、藝文学会の研究発表会が開催されました。国文・中文・英米文・独文・仏文から1名ずつ発表し、各国の文学という枠組みを超えた質疑応答がなされ、その後、発表者を囲んで懇親会が開かれました。
発表題目:
○新井正人君(国文)
「森鴎外と科学性―クラフト=エビングの受容をめぐって」
○李菲君(中文)
「「身体的悪影響」を表す“V着zhao2”表現における“着zhao2”の結果意について」
○中村文紀君(英米文)
「A Descriptive Approach to the English Copulative Perception Verb Construction」
○内田賢太郎君(独文)
「波うつ風景―E.ユンガーの初期作品における生と戦場」
○西野絢子君(仏文)
「ポール・クローデルと能―狂言をめぐる沈黙―」
早慶中国学会 第四十六回 公開講演会 対象: 
2011年7月2日(土)、慶應義塾大学三田キャンパスに於て、早慶中国学会第四十五回公開講演会が開催されました。講演後には質疑応答がなされ、その後、懇親会が開かれました。
講演題目:
○遅子建および翻訳のことなど
竹内良雄 先生 (慶應義塾大学 名誉教授)
○『杜詩詳註』とは何か ―杜甫テキストをめぐる諸問題―
佐藤浩一 先生 (東海大学 専任講師)
2011年度 上海復旦大学
中国語・中国文化夏季研修プログラム 対象: 
2011年8月17日〜8月31日の15日間にわたり、中国語・中国文化・中国文学をテーマに持つ文学部の学生を対象にした、中国語学研修・中国文化体験のプログラムが実施されました。上海の復旦大学に滞在し、文学部必修中国語のレベルに合わせて設定されたクラスでの語学学習、中国文化に関する講座、復旦大学で日本語を学ぶ学生諸君との交流会などが開催されました。
主催: 慶應義塾大学文学部
後援: 極東証券寄付講座
企画: 文学部中国語部会・東洋史学専攻・中国文学専攻
2011年度 中文ゼミ研修 矢田部吉彦氏講演会 対象:
2011年11月6日(日)、日吉キャンパス来往舎1階・シンポジウムスペースにて、矢田部吉彦氏講演会が開催されました。東京国際映画祭を巡ってのエピソード、作品選定の過程、作品各論などについてご講演頂き、質疑応答を行いました。
ご案内はこちら。
講師プロフィール:
矢田部吉彦(やたべ よしひこ)氏 「東京国際映画祭」コンペティション部門のプログラミング・ディレクター。フランス・パリ生まれスイス育ち。日本興業銀行(現みずほ銀行)に勤務・退職後、映画の配給、宣伝をてがける一方、ドキュメンタリー映画のプロデューサー及びフランス映画祭の運営に携わる。その後、東京国際映画祭に入り、上映作品の選定を行う作品部の統括を担当。同時に[日本映画・ある視点]部門のプログラミング・ディレクターも務める。映画祭の生え抜きスタッフとして、2007年から[コンペティション]部門のプログラミング・ディレクターに就任。(「第24回東京国際映画祭 開催概要」パンフレットより)
横浜中華街散策ツアー 対象: 
2011年11月6日(日)の矢田部吉彦氏講演会後、中文在籍者に1年生の希望者を交えて横浜中華街散策ツアーを開催し、「大福林」にて夕食会を開きました。
日吉電影節2011 中国インディペンデント映画 上映・講演会
対象: 
2011年12月7日(水)、HAPP新入生歓迎企画として、日吉キャンパス第四校舎B棟J19教室にて開催されました。中文院生OBが字幕作作成をした『新鋭監督短編集』の上映会後、章明氏(北京電影学院教授・映画監督。『沈む街』ほか)、
王宏偉氏(映画基金ディレクター・俳優。『一瞬の夢』ほか)、中山大樹氏(中国インディペンデント映画祭代表)をお招きして講演会が開催されました。
主 催: 慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)
協 力: 日吉電影節実行委員会
慶應義塾高等学校第二外国語科(中国語)
神奈川県立国際言語文化アカデミア
中国インディペンデント映画祭http://cifft.net/
斯道文庫 金程宇先生講演会
対象: 
2012年1月20日(金)、三田キャンパス研究室棟A会議室に於いて、金程宇先生講演会「北宋版『西湖蓮社集』について」を開催致しました。
金程宇先生略歴:
南京大学文学院域外漢籍研究所副教授・立命館大学文学部客員准教授。唐宋の文学・文献、域外漢籍の研究を専攻。主著:『域外漢籍叢考』(中華書局、2007)、『稀見唐宋文献叢考』(中華書局、2009)。論文:「『分門纂類唐宋時賢千家詩選』新探及其価値」(「中国典籍与文化」総第73期、鳳凰出版社、2010)、「詩学と絵画―日中の唐代詩学文献『琉璃堂墨客図』をめぐって」(「學林」第53・54号、2011)等。
斯道文庫 沈乃文先生講演会
対象: 
2012年3月1日(木)、三田キャンパス図書館旧館2階・小会議室に於いて、沈乃文先生講演会「古籍版画挿図中的山水与人物」を開催致しました。
沈乃文先生略歴:
北京大学図書館研究館員、全国古籍保護専家委員会委員、中国図書館学会学術委員会委員、全国高校古籍保護研究会会長。
著書:『書谷偶考』他論文多数。『中国古籍総目』経部の主編、『続修四庫全書』編輯室主任、『清代詩文集彙編』主編、『明代詩文集叢刊』主編、『北京大学図書館所蔵珍本地方志叢刊』主編など編著多数。
※平成23年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
「15-17世紀に於ける絵入り本の世界的比較研究の基盤形成」
ご案内はこちら。
2012年度 中文ゼミ合宿 対象:
2012年6月9日(土)〜10日(日)、八王子セミナーハウスに於て、中文専攻・合同ゼミ合宿(語学・現代文学・古典文学)が開催されました。初日は学部生が8班に分かれてコンペティション形式での発表、二日目は大学院生の発表を行いました。
慶應義塾大学藝文学会 2012年度研究発表会 対象: 
2011年6月20日(水)、三田キャンパス北館ホールにて、藝文学会の研究発表会が開催されました。国文・中文・英米文・独文・仏文から1名ずつ発表し、各国の文学という枠組みを超えた質疑応答がなされ、その後、発表者を囲んで懇親会が開かれました。
発表題目:
〇佐藤 陽(国文学専攻)
「神の顕現と恋情の表出と」
〇松倉 梨恵(中国文学専攻)
「「莎菲女士の日記」にみる丁玲の恋愛・結婚観―1920年代の中国における知識人女性の生き方をめぐって―」
〇趙 泰昊(英米文学専攻)
「チョーサーの『トロイルス』に見る中世ロマンスの伝統:理想的騎士像の限界」
〇片山 由有子(独文学専攻)
「女性神秘家マルガレータ・エーブナーの「沈黙」と「声」」
〇小池 美穂(仏文学専攻)
「科学と文学のはざま―詩人ポンテュス・ド・ティヤール(1521-1605)の気象学―」
王丹先生講演会 対象:
2012年7月3日(火)2限、三田キャンパス南校舎455教室に於いて、関根謙先生「中国現代文学史」の授業時間内に、王丹先生の中国の民主化をめぐる講演会(通訳:関根謙先生)が開催されました。
王丹先生略歴:
1969年生まれ。1987年北京大学に入学。1989年の天安門事件で学生リーダーとして逮捕され、6年間の獄中生活の後、1998年にアメリカに亡命。2008年、東アジア史の研究により、ハーバード大学で博士号を取得。現在、台湾の国立清華大学人文社会学院兼任助理教授。
早慶中国学会 第四十七回 公開講演会 対象: 
2012年7月7日(土)、早稲田大学戸山キャンパスに於て、早慶中国学会第四十七回公開講演会が開催されました。講演後には質疑応答がなされ、その後、懇親会が開かれました。
講演題目:
〇明朝開国功臣を語る史書と文芸 −「英烈伝」の成立と発展を中心に−
川 浩二 先生(早稲田大学 講師)
〇日本における蘇軾の愛好について −永井禾原を中心に−
池澤滋子 先生(中央大学 教授)
2012年度 上海復旦大学
中国語・中国文化夏季研修プログラム 対象: 
2012年8月19日〜9月2日の15日間にわたり、中国語・中国文化・中国文学をテーマに持つ文学部の学生を対象にした、中国語学研修・中国文化体験のプログラムが実施されました。上海の復旦大学に滞在し、文学部必修中国語のレベルに合わせて設定されたクラスでの語学学習、中国文化に関する講座、復旦大学で日本語を学ぶ学生諸君との交流会などが開催されました。
主催: 慶應義塾大学文学部
後援: 極東証券寄付講座
企画: 文学部中国語部会・東洋史学専攻・中国文学専攻
写真でのひとコマはこちらです。
2012年度 中文ゼミ研修 石坂健治氏講演会 対象:
2012年10月31日(水)、三田キャンパス134教室にて、石坂健治氏講演会が開催されました。第25回東京国際映画祭を巡ってのエピソード、中国映画業界の構造などについてご講演頂き、質疑応答を行いました。
講師略歴:
東京国際映画祭(TIFF)ディレクター。早稲田大学大学院で映画学を専攻し、1980 年代よりアジア映画、ドキュメンタリー映画に関する研究・批評活動を開始。1990
年より2007 年まで国際交流基金専門員としてアジア中東映画祭シリーズ約70 件を企画運営。2007 年の第20 回TIFF より現職。2011
年4 月に開学した日本映画大学教授を兼職。著書『ドキュメンタリーの海へ 記録映画作家・土本典昭との対話』(現代書館)など。
日吉電影節2012
彭小蓮監督『夏の船―Kids in Shanghai(我堅強的小船)』上映・講演会
対象: 
2012年12月4日(火)、文学部極東証券寄付講座「東アジアの伝統と挑戦」の授業時に、日吉キャンパス来往舎一階シンポジウムスペースにて開催されました。作品上映後、彭小蓮氏(映画監督、『満山紅柿』『上海家族』ほか)の講演会が行われました。
作品紹介:
夏休みを迎えた子どもたち。異なる境遇のなかで、上海という大都会の海原を逞しく進み、知らず知らずのうちにそれぞれが関わりを持っていく。夏休みを過ごす子どもたちを通して、上海社会の持つさまざまな側面が描かれる。
※慶應義塾大学文学部中国文学専攻の卒業生・院生が字幕翻訳。
ポスターはこちらです。
主催: 慶應義塾大学文学部 極東証券寄付講座
「東アジアの伝統と挑戦」
協力: 慶應義塾高等学校外国語科(中国語)
運営: 日吉電影節実行委員会(http://ameblo.jp/hiyoshi-keio/)
中文ゼミ 朱日坤氏講演会 対象:
2012年12月19日(水)、三田キャンパス134教室にて、中文専攻合同ゼミにて朱日坤氏の講演会が行われました。政治と映画・芸術との関わり、民主化の問題などについてご講演頂きました。
慶應義塾大学藝文学会 2013年度研究発表会 対象: 
2013年6月25日(水)、三田キャンパス北館ホールにて、藝文学会の研究発表会が開催されました。国文・中文・英米文・独文・仏文から1名ずつ発表し、各国の文学という枠組みを超えた質疑応答がなされ、その後、発表者を囲んで懇親会が開かれました。中国文学専攻からの発表は下記の通りです。
発表題目:
〇吉川龍生 先生(慶應義塾大学経済学部 准教授)
「『武訓伝』」批判」再考――批判キャンペーンの展開と『乗る風破浪』の評価を中心に――
早慶中国学会 第四十八回 公開講演会 対象: 
2012年7月7日(土)、慶應義塾大学日吉キャンパに於て、早慶中国学会第四十七回公開講演会が開催されました。講演後には質疑応答がなされ、その後、懇親会が開かれました。
講演題目:
○中国山東省博山方言について
山下輝彦 先生 (慶應義塾大学教授)
○古典詩を読んで、教えて
田口暢穂 先生 (前鶴見大学教授)
2013年度 中文ゼミ合宿 対象:
2013年6月1日(土)〜2日(日)、八王子セミナーハウスに於て、中文専攻・合同ゼミ合宿(語学・現代文学・古典文学)が開催されました。2〜4年生全員参加で、コンペティション形式でのグループ発表を行いました。
2013年度 極東証券寄付講座
北京快捷漢語 中国語・中国文化夏季研修プログラム 対象: 
2013年8月18日〜9月1日の15日間にわたり、中国語・中国文化・中国文学をテーマに持つ文学部の学生を対象にした、中国語学研修・中国文化体験のプログラムが実施されました。北京の快捷漢語に滞在し、文学部必修中国語のレベルに合わせて設定されたクラスでの語学学習、中国文化に関する講座、中国で日本語を学ぶ学生諸君との交流会などが開催されました。
主催: 慶應義塾大学文学部
後援: 極東証券寄付講座
企画: 文学部中国語部会・東洋史学専攻・中国文学専攻
中国文学専攻卒業生 第十五回同窓会 対象:
2013年11月2日(土)、 アルカディア市ヶ谷(私学会館)に於て、山下輝彦先生ご退職の謝恩会も兼ねて中文卒業生の同窓会が開催され、80名近い卒業生にご参集頂きました。
日吉電影節2013『紅いコーリャン』上映・シンポジウム
対象: 
2013年12月18日(水)、日吉キャンパス第4校舎B棟J19教室にて上映会とシンポジウムが開催されました。
作品紹介:
張芸謀監督『紅いコーリャン』
原作:莫言[2012年ノーベル文学賞]/原題:紅高梁/1987年/91分/中国語/日本語字幕/DVD)
ゲスト:
王中忱先生(清華大学教授)
ジョウ曙光先生(中国電影資料館副館長)※ジョウは「食」へんに「尭」
藤井省三先生(東京大学教授)
水野衛子先生(中国映画字幕翻訳・通訳、塾員)
司会: 長堀祐造先生(本塾経済学部教授、コーディネーター)
総合司会: 吉川龍生先生(本塾経済学部准教授、コーディネーター)
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主 催:慶應義塾大学 日吉電影節実行委員会
協 力:慶應義塾高等学校外国語科(中国語)
中文ゼミ 羅慶春先生講演会 対象:
2013年12月19日(月)、三田キャンパス515教室に於て、羅慶春先生に彝族の文化と少数民族のアイデンティティについてご講演頂きました。
羅慶春先生:
彝族名はアクウウ(阿庫烏霧)。西南民族大学彝族学院院長・詩人。詩集は英語・日本語に翻訳
慶應義塾大学藝文学会シンポジウム
「京劇と日本―梅蘭芳を中心に―」
対象: 
2013年12月20日(金)、三田キャンパス東館6-7階 G-sec Labに於て、中国文学専攻・山下輝彦教授のご退任記念シンポジウムが開催されました。
パネラー・題目:
〇岡晴夫先 (慶應義塾大学名誉教授/中国古典戯曲演劇)
「中国演劇史上の京劇」
〇袁英明先生 (桜美林大学芸術文化学群演劇専修准教授/中国演劇学/京劇俳優)
「京劇・梅蘭芳と日本」
〇平林宣和先生 (早稲田大学政治経済学術院准教授/中国演劇史)
「梅蘭芳の古装新戯と大倉喜八郎」
〇山下輝彦先生(慶應義塾大学文学部教授/中国語学)
「日本における京劇」
※京劇女優でもある袁英明先生に京劇の一節を演じて頂きました。
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